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カテーテルアブレーション当日(4) [カテーテルアブレーション]

【もう1つの頻拍発作】

少し楽になって、ほっとしていて、思いっきり深呼吸して、空気をいっぱい吸いこんだところで頻拍発作が起きました。

それを、臨床工学師?さん(先生の合図で、電気刺激を繰り返していたヒト)が気付いて、「このへん、さきほどから、ちょっと動かすと反応します」と先生に言いました。

私が感じていた2つ目の発作が起きたのです。

最初に誘発された発作は4年前、この発作は今年の9月1日に始めて感じたものでした。

アブレーションを受けようと決心したのもこの発作が起きたからです。9月3日の診察の時にこのことを伝え、携帯型心電計での波形をみてもらいましたが、これはただの洞頻脈とあっさり流されてしまったのです。

洞頻脈では目の前は真っ暗にはなりません。

この発作はいつも午前中に起きる発作とは異なる時間帯に起きました。

入浴後の一番のんびりとした時間に、いきなり目の前が真っ暗になり、その後、心臓が揺れるほど拍動していたので、携帯型心電計で心電図をとりました。

発作の始まりはつかめませんでしたが、はっきりと治まったときも確認されていたと思います。揺れる感じはいつもの発作と似ていたので同じような波形がみられると思っていましたが、予想した波形とは異なっていました。

携帯型心電計の判定も「B 心拍が速めです。 心拍数125拍/分」、治まった時のものは「A 波形に乱れはないようです。 心拍数 96拍/分」でした。だけど、私は今までいろいろと調べた中で、上室性の頻拍発作(洞結節リエントリー)ではないかと思っていました。

先生が「これが2種類あると言っていた頻拍発作と同じもの?」と聞いたので「そうです」とうなずきました。

【さらにペーシング、さらにアブレーション】
先生が「大丈夫?」と状態を確認しました。

薬を投与され苦しくって、ダメージが大きく、もう我慢できないかなと思いました。

「せっかく動脈に挿入しなくてよかったのに・・・」(また、繰り返すことになるの?)と、ちょっと弱気になっていました。

先生は私がまだ口がきけたので大丈夫と判断したのか、カテーテルを他のものに交換する指示を出していました。洞結節リエントリーであればアブレーションは危険なのでは?大丈夫なのかな?

「○○に換えよう。○○用意して」

カテーテルを先端が輪になるものに換えました。

換える際に、鎖骨下静脈から入れていたカテーテルを一旦少し出してから入れました。この時、カテーテルをゆっくり出したためか、血管内をズルズルっと這うような微妙な感覚がしました。

先端が輪になるカテーテルへの交換はあっという間でした。スルスルっと抜いて、スルスルスルっと入れて、ゆっくり動かした時のズルズルと這うような感覚はありません。

透視している画面がカテーテルの先端を撮影しようとしていましたが、追いつきませんでした。

用意ができて、ペーシング開始。頻拍は誘発されません。

先生たちが「おかしいなあ。出ませんね」と言って相談している時に、ペーシングの苦しさから開放されたので、リラックスしようと大きく深呼吸していっぱい空気を吸いこんだ時に発作が起きました。

また、臨床工学師さん?が「出ました!」。

何度か、こういうことが繰り返されたので「息を吸ったときに起きます」と言いました。

カテーテル室が一瞬、静まりかえりました。

「もう1回ペーシングやらせて下さい」と先生。

先ほどまでBGMか何かゆったりとした音楽が静かに流れていたように感じていましたが、誰も音1つたてていません。

部屋全体が緊張感に包まれていました。

ペーシングする時に先生は右肢の膝の上をガシッとつかんで?いました(私の集中を心臓から少しでも他に分散させるため?)。

操作は脛の上(弁慶の泣き所)でしていたので、痛くて気になり、「ちょっとどかして下さい」と言いたかったけれど、声を掛けられる感じではありませんでした。

何度か繰り返し、だんだん下の方にずれていき、痛くなくなったので安心しました。

回路が特定され、アブレーション。

最初のところはちょっと暖かくなっただけでしたが、ここはとんでもなく痛かったです。

たとえて表現すると歯科で歯をけずられて神経にあたっているのに、さらにけずり続けられているような感じ。一点が集中して一秒経過するごとに急激に痛みが増しました。

「痛い。右の肩甲骨の下がすごく痛い。どうして?」と聞くと、先生は「それは放散痛ですね」と言いました。

4回?50度?15秒間?を黙ってがまんすることはできませんでした。

あまり痛がるので途中で温度を下げてくれたと思います。

本能的にこんなに痛いところは大事なところなので焼いてはいけない場所だと感じていました。

10秒経過したところで耐えられず「痛い。止めて」と体は絶対に動かさないようにしてお願いしました。

直ぐに止めてくれることを期待していたのですが、最初に先生が指示した15秒。

それどころか、私の声に圧倒され、操作しているヒトがあわてたためか、止めるのが遅くなり、最後は16秒以上焼灼されたように感じました。

その時ほど秒針付きの壁掛け時計の針の進むのが遅く感じられたことはありませんでした。

ABL-2.JPG
カテーテル留置位置
一番太いカテーテルがアブレーションカテーテル

痛み止め?麻酔薬?が準備されました。

でも、投与されることなくそこで終了。

この時点で、さらに1時間半が経過したと思います。


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